【 アクタージュ 】漫画最終回の感想 |なんとも中途半端な終わり方が残念

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■アクタージュの概要紹介

アクタージュは週刊少年ジャンプで2018年から連載スタートした作品で、読者の人気投票でも上位をキープし、舞台化のためのオーディションまで予定されていたほどの人気でした。
2020年に発売された12巻、107話で最終回を迎えています。

■アクタージュの最終回までのあらすじをざっくり解説

夜凪景(よなぎ けい)は美しい容姿と抜群のスタイルを持ちますが、普段は無表情で寡黙で、クラスの中で孤立したような存在でした。
そんな少女が、賞金が欲しくて受けた劇団のオーディションで、映画監督である黒山墨字に才能を見出されるのです。
監督は彼女の演技を凶器と評し、天才的な演技力を持つ女優として、自分の次回作に出演させる女優へと育成するため、さまざまな現場に送り込んでいくという物語です。

■大河ドラマのための役作り

夜凪景は大河ドラマの役作りのために、天才的な子役の皐月と共同生活をしています。
リハーサルに臨んだ夜凪景たちですが、肝心の薬師寺真美が来ていないと告げられ、明日が本番なのに大丈夫なのかとイラ立ちを見せます。
一方の皐月はサラリと大丈夫だと言い放つのでした。
夜凪景は撮影の現場では大人も子どもも対等な世界だいうことを、皐月の言葉で思い知らされます。

■心境の変化

リハーサルが始まると、皐月の演技力に誰もが度肝を抜かれます。
夜凪景はマネージャーのスミスに、子どもの成長が怖いとはこのことかと声を掛けました。
この世界は、上だけではなく、下から来る存在も怖いということを理解したと、圧倒された感じで本音を打ち明けます。
そんな夜凪景に対して、スミスは皐月に俳優を続けさせてあげられそうだと、不可思議なことを言うのです。
どういう意味かというと、皐月の芸能活動は中学までの期限付きと母親と約束していると言います。
一方、脚本の草見は喫煙室でプロデューサーと話をしています。
今回のドラマでは、薬師寺真美の存在が毒になると言うのです。

■アクタージュの最終回の顛末

「薬師寺真美が毒って?」という意味深なシーンで最終回が終わってしまうのですが、こんな中途半端な終わり方をしたのは実は理由があります。
それは、マンガとは別次元の問題であり、2020年8月に原作担当のマツキタツヤが、強制わいせつ罪の疑いで逮捕されてしまったのです。
その結果、集英社が作画担当の宇佐崎しろと話し合いのうえ、連載を終了することを決めたので、このような最終回になってしまったのでした。

■アクタージュの最終回に関するまとめ

アクタージュの最終回は、はっきりいって、残念な結末で終わっていますが、それまでのストーリーは、企業とのタイアップイベントや舞台化の動きまで出ていたほどの話題作でしたので、読んでみる価値はありです。
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アクタージュ 全巻

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